幸福感をもたらすお金の使い方

高価だけど欲しい…罪悪感なしで買う方法を伝授!

買い物をする際に、値札を見るたびに不安を感じてしまったことは誰でも経験あるはず。これは単に資金不足だけでなく、お金の使い方に根本的な課題があるかもしれません。もし買い物の際に、欲しいものを買うことに躊躇しているなら、お金の使い方に関する考え方のアップデートが必要です。
今回は、罪悪感にとらわれず、安心してお金を使えるようになるための効果的な方法を紹介しましょう。



罪悪感なしに買い物を楽しむ!2倍ルールとは?

2倍ルールとは、買い物をする際に必ず同額の投資をするというシンプルな原則です。例えば、4万円のおしゃれな靴を買う場合、同じく4万円分を、投資資産の購入や他の有益なアクティビティ(慈善団体への寄付など)に使います。

このアプローチには2つの大きな利点があります。

① 2倍ルールを守ることで、買い物の瞬間に冷静に判断する習慣が身につきます。商品を手に入れる際には、「これが本当に必要なのか?」と一度立ち止まって考えるようになります。なぜなら、買い物と同額の現金が他の用途に使われることが明確になるからです。

② 高価なアイテムを購入したときの罪悪感が軽減されることです。散財してしまっても、同じくらいの額を投資に回すことで、お金の過剰な使い方に伴う心配を軽減できるのです。

「散財」の基準は人それぞれで、年齢や状況によって変わります。しかし、重要なのは自分が贅沢だと感じるかどうかです。金額の大小は関係ありません。2倍ルールに従うことで、罪悪感から解放され、買い物を楽しむことができます。

2倍ルールは、買い物の罪悪感から解放されるためのシンプルで効果的な方法と言えるでしょう。



本物の充実感を得るお金の使い方とは?

お金の使い方で大切なのは「充実感」を追求することです。一時的な快楽ではなく、長く充実感を得られる使い道に注力しましょう。

例えば、フルマラソンの練習や完走は確かに大変ですが、その先にある達成感や充実感は非常に価値があります。お金の使い方も同様で、将来にわたって充実感をもたらすものにフォーカスすることが大切です。

数々の研究では、幸福度を高めるお金の使い方は下記の5つと結論づけている

  1. 体験を買う
  2. 自分のためにたまに贅沢をする
  3. 時間を買う
  4. 前払いする(例:旅行費用の全額を前金で払う)
  5. 人のために使う

ただ、『モチベーション3・01持続する「やる気!」をいかに引き出すか』の著者、ダニエル・H・ピンクによれば、上記の5つだけでは、幸福度を高めるには不十分といいます。
ピンクによれば、モチベーションと幸福感には「自律性(自主的であること)」「熟達(技能を向上させること)」「目的意識(自分より大きな何かにつながること)」が重要としています。これらを考慮してお金を使えば、より意味のある選択ができるでしょう。


例えば、毎日のコーヒー代が高いと感じるかもしれませんが、それが仕事のパフォーマンスを良くする手助けになるなら、十分な価値があると言えます。
この場合、毎日のコーヒーは職業上の熟達度を高めるのに役立っています。

同様に、自律性や目的意識を高めるためにお金を使う方法も、いくらでも探せるでしょう。

お金は理想の生活を実現する手段であり、自分が何を望んでいるか、大切にする価値は何かをはっきりさせることが重要です。充実感を求めるなら「何を買うかではなく、どんな基準で買うか」がキモ。買い物をする際は自分に正直に、長期的に幸福度を高められる理由を見つけることが大切です。



ただし、お金の正しい使い方は個人によって異なります。
例えば、経験を重視する考え方が一般的ですが、これが全ての人に当てはまるわけではありません。外向的な人々には有益かもしれませんが、内向的な人には異なる可能性があります。
究極的には、自分が人生に何を求めているのかを理解して、それに従ってお金を使うことが何より大切です。


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